「あいのうた」・完全ガイド
不幸続きの人生を歩んできた主人公・松田洋子(菅野美穂)が、事故で妻を失った元刑事・片岡優二(玉置浩二)と3人の子どもたちと出会い、少しずつ”家族”として絆を紡いでいくハートフルラブストーリー『あいのうた』。脚本は『ちゅらさん』『家政婦のミタ』の岡田惠和。自殺未遂から立ち直るヒロインの成長と温かな人間ドラマが共感を呼び、秋ドラマ枠で高い支持を獲得しました。
① 初回放送
『あいのうた』は日本テレビ系「水曜ドラマ」枠にて、2005年10月12日(水)22時00分~22時54分に初回放送されました。初回は69分拡大でオンエア。自殺未遂を図ったヒロイン洋子が偶然訪れた小料理屋で、優しく包み込む元刑事・優二と出会う運命的な一夜が描かれ、放送直後からSNSで感動の声が飛び交いました。
② 放送期間
放送期間は2005年10月12日(水)から12月14日(水)までの10週間にわたり、全10話で構成されました。毎週水曜22時に50分枠で放映され、物語はクリスマスを迎える最終話まで一気に駆け抜け、ヒロインと家族が紡ぐ”残された日々”の温かなドラマを紡ぎました。
③ 視聴率
『あいのうた』は平均視聴率9.75%を記録。初回第1話は12.5%と高スタートを切り、第5話で最高10.0%をマークしました。終盤にかけて9%前後で安定推移し、同時期放送の重厚ドラマが多い中、ほのぼのとした家族ドラマが一定の視聴者支持を得ました。
④ メインキャスト
主演は菅野美穂(松田洋子役)と玉置浩二(片岡優二役)。洋子の三人の子どもを佐藤和也(長男・大役)、日向ななみ(長女・亜希役)、渡邉奏人(次男・隼役)が演じ、岸田今日子が優二の主治医・牧野秀子役で重厚な味を添えました。その他山崎雄也、佐藤寛子、和鞍さほり、橘ユキコらが優しい田舎町の日常を彩ります。
⑤ エピソード
全10話は、第1話「愛を知らない女の恋が始まった日」で洋子の自殺未遂と優二との運命的出会いから幕開け。第2話~第4話では遺された3人の子どもたちとの衝突と葛藤、第5話「さよなら…幸せをくれた家」で東京から那須高原への移住を決断。第6話~第9話では家族として少しずつ心を通わせながら絆を育み、最終話「あなたに逢えてよかった」で優二の余命が残り少ないことが明らかになり、家族全員が残された時間を大切に過ごす感動のクライマックスが描かれます。
⑥ 主題歌
主題歌は玉置浩二が書き下ろした『プレゼント』。2005年11月2日リリースされ、ドラマの切なくも温かな世界観を象徴するバラードとしてオリコンシングルチャート上位にランクイン。今なお”心に響く名曲”として愛され続けています。
まとめ
『あいのうた』は、”幸せを知らない女性が愛と家族を取り戻す”普遍的なテーマを丁寧に描いた傑作ドラマ。菅野美穂の自然体かつ繊細な演技、玉置浩二の温かな存在感、岡田惠和脚本による心に染みる言葉が視聴者の共感を呼び、10話完結ながら強い余韻を残しました。放送から20年経過した今も再見率が高い”名作ホームドラマ”として不動の評価を得ています。
コメント