「美男ですね」・完全ガイド

韓国の大ヒットドラマをリメイクした日本版『美男（イケメン）ですね』は、2011年にTBS系列で放送され、イケメンたちに囲まれた少女のドキドキのアイドルライフを描いたラブコメディです。主演は瀧本美織さん、共演には玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）、藤ヶ谷太輔さん、八乙女光さん（Hey! Say! JUMP）ら、アイドルファン必見の豪華メンバーが揃いました。本記事では、放送日・話数・視聴率・キャスト・ストーリー・主題歌まで、『美男ですね』の魅力を徹底解説します。

① 初めて放送されたのは？

日本版『美男ですね』の初回放送は、2011年7月15日（金曜日）。TBS系列の金曜ドラマ枠（22:00〜22:54）でスタートしました。韓国ドラマ版『美男ですね』の人気を受けて日本で制作された本作は、放送前から大きな注目を集めており、ジャニーズの人気メンバーたちが出演するという話題性も相まって、初回から多くの視聴者を魅了しました。華やかな音楽業界を舞台にしたラブコメディで、まさに”金曜の夜に観たいドラマ”として好スタートを切りました。

② 何年何月何日まで全部で何話放送？

『美男ですね』は、2011年7月15日から同年9月23日まで放送され、全11話で完結しました。約2ヶ月にわたる放送期間の中で、主人公の成長とアイドルグループ「A.N.JELL」のメンバーとの関係が描かれていきます。原作の世界観を忠実に再現しつつ、日本ならではのアレンジも加えられ、原作ファンにも新たな視聴者にも楽しめる内容となっていました。最終回では感動的なラストとともに、それぞれのキャラクターの未来がしっかり描かれました。

③ 最高視聴率と平均視聴率は？

『美男ですね』の最高視聴率は10.9%（第1話）、平均視聴率は8.5%（ビデオリサーチ調べ・関東地区）となっています。深夜寄りの時間帯に近い金曜22時枠としては健闘した数字で、特に若年層の女性やジャニーズファンを中心に人気を集めました。SNSやブログなどでも話題となり、「眼福すぎる」「癒される」といったコメントが多く、視聴率以上に熱狂的なファンに支えられた作品です。配信サービスなどでも根強い人気を保っています。

④ 出演者の詳細

主演の瀧本美織さんが演じたのは、修道女を目指す少女・桜庭美子。ひょんなことから、双子の兄に代わって人気バンド「A.N.JELL」のメンバーとして活動することに。クールなリーダー・桂木廉役には玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）、優しいギタリスト・藤城柊役に藤ヶ谷太輔さん、お調子者のドラム担当・本郷勇気役を八乙女光さん（Hey! Say! JUMP）が務めました。まさに”美男ぞろい”のキャストで、青春感と胸キュンが詰まった豪華布陣です。

⑤ エピソードの詳細

物語は、修道女見習いの美子が、双子の兄・美男の代わりに人気バンド「A.N.JELL」に加入することから始まります。男装してアイドル活動を続ける中で、メンバーに正体がバレそうになるハラハラ感や、少しずつ芽生えていく恋心が丁寧に描かれ、笑いとトキメキが詰まった展開が続きます。韓国版の要素をベースにしながらも、日本版ではより明るくテンポよいストーリー進行で、観やすく仕上げられています。終盤には涙腺を刺激する感動エピソードも。

⑥ 主題歌は？

主題歌は、A.N.JELL（ドラマ内ユニット）による「Promise」。劇中で実際にメンバーたちが歌う楽曲であり、ドラマの世界観を象徴する爽やかで前向きな一曲です。また、エンディングで流れる「Miss You」もファン人気の高い楽曲で、A.N.JELLのCDリリースも話題になりました。キャストたちが実際にレコーディングし、ライブパフォーマンスも行うなど、アイドルドラマならではの音楽面の楽しさが魅力。主題歌は、ドラマとともに記憶に残るポイントの一つです。

まとめ

『美男ですね』は、アイドルグループの中に1人だけ女子が紛れ込むという胸キュン設定と、豪華なイケメンキャストの共演で、放送から10年以上経った今でも愛され続けるドラマです。原作のファンはもちろん、日本版で初めて物語に触れた視聴者からも好評を博し、音楽・ビジュアル・ストーリーと三拍子揃った青春ラブコメディとなりました。恋と友情、夢を追う姿に元気をもらえる本作は、配信などで今からでも楽しめる名作です。