「白い巨塔 第一部」・完全ガイド
2003年にフジテレビで放送されたテレビドラマ『白い巨塔』の第一部は、医療界の権力闘争と人間模様を描いた珠玉のストーリーです。大学病院の”教授選”を中心テーマに、視聴者を圧倒的なリアリズムで引き込んだ作品です。
放送情報
『白い巨塔 第一部』は、2003年10月9日(木)22時00分〜23時09分にフジテレビの「木曜劇場」枠で初回放送されました。全10話で、2003年10月9日から2003年12月11日まで放送されました。
視聴率
『白い巨塔』の全体平均視聴率は23.9%、最高視聴率は最終回の32.1%(関東地区)を記録しました。関西地区では最高39.9%という驚異的な数字を残しています。視聴者の注目度の高さを示す数字といえるでしょう。
キャスト
主要キャストは以下の通りです。
– 財前五郎(唐沢寿明):第一外科助教授。天才外科医であり、教授の座に執着する野心家。
– 里見脩二(江口洋介):第一内科助教授。財前とは対照的な”患者第一”の医師。
– 花森ケイ子(黒木瞳):財前の愛人でバーのママ。冷静で財前の野望を支える。
– 東貞蔵(石坂浩二):第一外科教授。定年を控え、後任選びで葛藤する。
– 東佐枝子(矢田亜希子):東教授の娘で、財前の動向を見守る。
– 柳原弘(伊藤英明):財前の部下で、医師としての倫理と現実の狭間で揺れる。
– 財前又一(西田敏行):財前の義父で財界の大物。権力と金を使って財前を支援。
エピソード
第一部の中心テーマは「教授選」。財前五郎は手術技術と実績を誇るが、現教授・東貞蔵の信頼を得られず、次期教授の座を争うことになります。そこには政治的な駆け引き、人脈、金、メディアといった現代医療界の要素が絡んでいきます。
また、里見脩二との友情と対立も描かれ、財前の変貌ぶりが圧巻です。重厚で骨太な脚本が視聴者を惹きつけていきました。
主題歌
主題歌は、ZARDの「愛しい人よ 〜名もなき旅人よ〜」。坂井泉水の切ない歌声と歌詞が、ドラマの緊張感と人間の哀しさ、儚さをより一層引き立てています。
まとめ
『白い巨塔 第一部』は、医療という現場に潜む「正義」と「欲望」、「理想」と「現実」を緻密に描いた社会派ドラマの金字塔です。唐沢寿明演じる財前五郎の野心と葛藤、そして里見との対比は、見る者に強い感情と問いを投げかけてきます。
第一部は、派手な医療シーンだけでなく、人間の本質と向き合う心理劇としても非常に見応えがあり、今なお多くの人に支持される作品です。
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