「末っ子長男姉三人」・完全ガイド
2003年にTBS系列で放送されたドラマ『末っ子長男姉三人』は、結婚を機に複雑な家族関係に飛び込んだ女性の奮闘を描いたホームドラマです。主演の深津絵里と岡田准一の掛け合いや、個性豊かな家族のやり取りが視聴者の心を掴みました。本記事では、そんな『末っ子長男姉三人』の魅力を詳しくご紹介します。
放送情報
『末っ子長男姉三人』は、2003年10月12日(日)夜9時(21:00)からTBS系列の日曜劇場枠で放送が開始されました。初回は15分拡大のスペシャル版として、22:09まで放送されました。本作は、2003年10月12日から12月21日まで、全10話にわたって放送されました。
視聴率
本作の平均視聴率は14.4%で、最高視聴率は最終回の16.9%を記録しました(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。放送開始当初から安定した視聴率を維持し、特に終盤にかけて視聴者の関心が高まったことがうかがえます。
キャスト
本作の魅力の一つは、実力派俳優陣による個性豊かなキャラクターの演技です。主要キャストは以下の通りです。
– 深津絵里さん(柏倉春子役):30歳のラジオ局ディレクター。結婚を機に夫の家族との同居生活を始める。
– 岡田准一さん(柏倉一郎役):25歳のサラリーマンで、4人姉弟の末っ子長男。生真面目で平和主義な性格。
– 賀来千香子さん(米山節子役):柏倉家の長女。専業主婦で、高校生の息子がいる。夫の浮気問題で実家に戻ってきた。
– 原田知世さん(柏倉和子役):柏倉家の次女。銀行のキャリアウーマンで、シンガポール支社から蒲田支店へ異動となり実家で同居。
– 小雪さん(柏倉幸子役):柏倉家の三女。売れない劇団女優で、家賃滞納により実家に戻ってきた。
– 岸惠子さん(柏倉里子役):4人姉弟の母。夫を亡くしてからは一郎と2人暮らしだったが、現在は人生を謳歌している。
エピソード詳細
物語は、30歳のラジオ局ディレクター・春子が、合コンで出会った5歳年下の一郎と結婚することから始まります。一郎の母・里子との同居を覚悟していた春子でしたが、予想外にも3人の姉たちも実家に戻ってきており、総勢5人での同居生活がスタートします。各エピソードでは、家族間のトラブルや誤解、そして和解が描かれ、春子が新しい家族との関係を築いていく様子が丁寧に描かれています。
主題歌
本作の主題歌は、ポルノグラフィティの「愛が呼ぶほうへ」です。この楽曲は、ドラマのために書き下ろされたミディアムテンポの曲で、家族の絆を表現したバラードとなっています。
最後に、『末っ子長男姉三人』は家族の絆や人間関係の複雑さを丁寧に描いた作品で、視聴者に深い感動を与えました。実力派キャストによる演技と、家族の絆を表現した主題歌が印象的なドラマでした。
「愛が呼ぶほうへ」
本作の主題歌は、ポルノグラフィティの「愛が呼ぶほうへ」です。この楽曲は、ドラマのために書き下ろされたミディアムテンポのナンバーで、優しさと力強さを兼ね備えたメロディーが印象的です。歌詞は、「不器用でもまっすぐに愛を届けようとする想い」が描かれており、ドラマの主人公・春子のひたむきな姿や、複雑な家族の中で築かれる絆と絙妙にリンクしています。
ボーカルの岡野昭仁さんの感情を込めた歌声と、切なさと温かさを同時に感じさせるサウンドは、視聴者の心をつかみました。放送当時も話題となり、シングルとしてリリースされたこの曲は、オリコンチャートでも上位にランクインし、ポルノグラフィティの代表的なバラードの一つとなっています。
エンディングにこの曲が流れるたびに、ドラマの中で描かれた日常の小さな奇跡や、すれ違いと和解の感情が優しく包み込まれ、視聴後の余韻をより一層深くする効果を発揮していました。
まとめ
『末っ子長男姉三人』は、結婚を機に巻き込まれる家族との同居というユニークな設定をベースに、笑いあり、涙ありの温かいホームドラマとして多くの視聴者に愛された作品です。深津絵里と岡田准一が演じる新婚夫婦が、周囲の濃い家族に翻弄されながらも少しずつ絆を育んでいく姿は、現代社会における「家族のあり方」を考えさせられる内容でもありました。
脚本は金子ありさが手がけ、テンポの良いセリフと絶妙な人間関係の描写で毎週の放送を楽しみにさせてくれる内容でした。主題歌「愛が呼ぶほうへ」も作品を象徴する名曲として、今なお多くの人の記憶に残っています。
「家族って面倒だけど、悪くない」。そんな想いが胸に残るこのドラマは、これから新しい家族を築く人や、家族との関係に悩むすべての人に優しく寄り添ってくれる一作です。温かい気持ちになりたい夜に、もう一度観返したくなるような名作――それが『末っ子長男姉三人』です。
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