「プライド」・完全ガイド
2004年、フジテレビ「月9」枠で放送されたドラマ『プライド』は、木村拓哉さん主演による青春×スポーツ×ラブストーリーの傑作です。アイスホッケーという珍しい題材と、Queenの名曲を主題歌に採用したことで、放送当時から話題を呼びました。竹内結子さんとの切ない恋模様や、チーム仲間との絆も描かれ、幅広い層の視聴者の心を掴みました。
初回放送と放送期間
ドラマ『プライド』の初回放送は、2004年1月12日(月曜日)夜9時(21:00)からフジテレビ系列にてスタートしました。初回は15分拡大で放送され、22:09までの90分スペシャルとなりました。全11話が2004年1月12日から3月22日まで放送されました。
視聴率
『プライド』は高視聴率を記録したドラマとしても知られています。最高視聴率は最終回の28.8%、平均視聴率は25.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、2004年の連続ドラマの中でもトップクラスの人気を誇りました。月9ブランドを支える作品として、テレビ業界にとっても成功例の一つです。
メインキャスト
– 木村拓哉さん(里中ハル役):アイスホッケーチーム「ブルースコーピオンズ」のキャプテン。恋愛に対して「ゲーム」と割り切り、本気にならない男だったが、亜樹との出会いで徐々に変化していく。
– 竹内結子さん(村瀬亜樹役):スコーピオンズの親会社で働くOL。2年前に失踪した恋人を待ち続けていたが、ハルと関わることで新たな恋に踏み出していく。
– 坂口憲二さん(堀田大和役):スコーピオンズのゴーリー。真面目で心優しく、仲間を支える縁の下の力持ち。
– 市川染五郎さん(池上友則役):ハルのライバルであり、複雑な家庭環境を持つ副キャプテン。冷静沈着ながら心に闇を抱えている。
– 佐藤浩市さん(兵頭雄一郎役):スコーピオンズの監督。厳しくも的確な指導で、選手たちを鼓舞し導く存在。
ストーリーの見どころ
物語の中心となるのは、アイスホッケー選手・里中ハルと、恋に不器用なOL・村瀬亜樹の関係です。ハルは恋愛を「ゲーム」と捉え、相手に本気になることを避けて生きてきました。一方、亜樹は失踪した恋人をずっと待ち続ける女性。2人が出会い、「彼が帰ってくるまでの間だけ」という条件で付き合い始めるという奇妙な関係がスタートします。
ドラマは、ホッケーの試合と人間ドラマが絡み合い、ハルの仲間との友情、亜樹の再生、そしてお互いに対する想いの変化を描いていきます。特に中盤から終盤にかけて、ハルが抱える父親との確執や、自らの信念とチームの勝利の間で揺れる葛藤が見どころです。最終回では、ハルが愛する人と、夢の舞台であるホッケーの試合を通して、自分の「プライド」と向き合う姿が描かれ、多くの視聴者を感動させました。
主題歌
『プライド』の主題歌は、Queen(クイーン)の「I Was Born To Love You」。イギリスの伝説的バンドによるこの楽曲は、ドラマの熱量と完璧にマッチした選曲として、当時大きな話題を呼びました。フレディ・マーキュリーの力強くも情熱的な歌声が、ハルたちが全力で生きる姿を象徴するように響き渡ります。
この楽曲は、エンディングだけでなく、試合シーンや重要な場面でも多用され、作品全体を盛り上げる”魂”のような存在でした。また、これを機にQueenの楽曲が日本で再評価されるきっかけにもなり、サウンドトラックもヒットを記録しました。
まとめ
ドラマ『プライド』は、ただのスポーツドラマでもラブストーリーでもなく、「信念を貫くこと=プライド」をテーマにした人間ドラマの秀作です。木村拓哉さんの魅力が存分に発揮されたキャラクター・ハルは、カッコよさと不器用さを併せ持つ新しい”月9ヒーロー像”を確立しました。
豪華キャストと緻密な脚本、Queenの主題歌という強力な構成に支えられた本作は、放送から20年近く経った今もなお色褪せることのない名作です。恋愛の苦しさや人との絆、そして夢に向かって突き進むエネルギーを再び感じたい方は、ぜひこの機会に『プライド』を見返してみてください。きっとあなたも「I Was Born To Love You」のサビに、胸を熱くさせられることでしょう。
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