「霊感バスガイド事件簿」・完全ガイド

2004年4月16日金曜日の深夜、赤川次郎原作の人気小説シリーズを原作としたドラマ『霊感バスガイド事件簿』がテレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」枠で初回放送されました。このドラマは、心霊能力を持つバスガイドが遭遇する怪奇事件を一話完結形式で描いた全10話のホラードラマです。

視聴率と放送期間

本作は2004年4月16日から6月18日までの全10話で構成され、約3ヶ月間にわたって放送されました。関東地区における平均視聴率は9.2%、最高視聴率は第9話で記録した10.3%と、深夜ドラマとしては高水準の数字を記録しました。

キャスト

主演の菊川怜演じる霊感バスガイドの町田藍を中心に、海東健、北川弘美、嘉門洋子、高橋ひとみらが出演。各話ではマギーや北村総一朗などのゲストキャラクターも登場しました。

見どころ

一話完結型のストーリー展開が好評を博し、第3話では上戸彩がゲスト出演し、心霊映像が実際に画面に映り込む演出で視聴者を震撼させました。最終話では”生と死の向き合い方”がクライマックスとして描かれ、強い余韻を残しました。

主題歌

ドラマのエンディングテーマは安良城紅の「Harmony」で、2004年6月9日にシングルリリースされ、ドラマの幻想的かつ切ない世界観を体現したメロディが高く評価されました。

まとめ

『霊感バスガイド事件簿』は、赤川次郎原作の心霊ミステリーを10話完結で描いた深夜ドラマとして、豪華キャストの熱演と、リアルな心霊演出が多くのファンを魅了しました。主題歌「Harmony」の余韻とともに、2004年春クールを代表する名作ホラードラマとして今なお語り継がれています。